オーストリア フェルディナント2世5ダカット金貨NGCMS61


中世の大型金貨が続々オークションに出てまいります、それをご紹介しています。
今日は神聖ローマ帝国の皇帝フェルディナント2世の5ダカット金貨です。
昨日以降、ご紹介しているものは逸品ものばかりで、価格は張りますがまさに資産として残せるものばかりです。
代理で入札を承りますのでお知らせくださいませ。
さて、このフェルディナント2世は16~17世紀にかけて流行したラフ(ひだ状の襟巻き)を首につけています。
このラフはイギリスのエリザベス1世のコインでもつけておりますし、日本でも織田信長がつけていたのを思い出します。
裏面はボヘミアとハンガリーの紋章を双頭の鷲が胸に抱いています。
このころのコインは、当時の持ち主達が磨いたり洗ったりしているものも多く、現在ではそれがディテール付きの評価が下されてしまいます。
この個体はそれがなく輝きと桃色〜赤のトーンが表面を飾っています。
PCGS,NGC両方を通してこの一枚しか記録されていないという希少なコインです。
そしてファイネストワン、最高鑑定の唯一なものであることは間違いありません。
30,000ドルほどの落札予想であります。(日本ネット価格400万円+手数料5%)
入札ご希望があれば代理で承ります。