金の価格が上がって来ましたね。金価格グラフ2018年〜2019年


グラフは2018年〜2019年の金価格の推移の状況です。(三菱マテリアルより)
金1gあたりの価格が右側にありますが、現在小売価格5,302円 買取価格5,238円です。
昨年の今の時期(2018年7月)は4,700円近辺でしたので、13%弱の上昇です。
 イギリスのブレグジットやユーロ世界の不安定、中国に対するアメリカのジレンマなど世界の様々な状況は、従来の通貨に対する懸念を表していて、さらにフェイスブックによる新しい通貨の台頭に対しては、通貨発行権を持つ国家としては黙って見過ごすわけには行かず、みんなが反対しているのが見て取れます。
データ上の財産や印刷物の紙幣を持つのと、金などの実物資産を持つのとどちらがいいのか、という分岐点が現在の状況ではないでしょうか?
1オンスの金貨は約32gです。
金価格1g 5,200円として掛けることの32は166,400円
メイプルリーフなどの1オンス金貨の小売値は178,473円(7月16日)となっています。
これらの金貨は発行枚数が無限大?でコレクションになるものでは全くありません。
手っ取り早く金貨を持ちたい向きにはうってつけかと思いますが、例えばイギリスの5ポンド金貨などは今バーゲン状態に入っています。
重さは純金に換算すると36.625gです。
36.62 x 5,302円 = 194,159円
メープル金貨との差がなくなって来ています。
加えて発行枚数が1,000枚〜という希少金貨でもあります。
今後しばらくイギリス5ポンドなどの大型金貨が皆様にとっての狩場になるのではないでしょうか?
市況がやや低迷している時が最大のチャンスであります。