ユトレヒト条約締結でイングランドはほぼ一人勝ちの様相を呈しましたがそれを祝してこのデザインのメダルが発行されました。
同じデザインで金、銀、ブロンズなどの素材で発行されています。
そのシルバーメダルがMS61というグレードがついて帰ってまいりました。
NGCのラージケースに入っていますので写真ではさほど大きくないように見えますが、実際はアン女王のメダルの中では最も大型です。
直径は58mm、75.64gとかなり大きくて存在感があります。
アン女王の浮き彫りも高さが有り、5mmほどは盛り上がっているように見えます。
裏面のブリタニアも3~4mmは有り、メダル自体の厚さは1センチ以上あるかもしれません。
アン女王のものは良い状態のものが極端に少なく、なかなかMSというグレードを取ることができません。
一つの目安は髪の毛が1本、1本くっきりしているか？というところがポイントなのですが、コインになるとほとんど存在しません。
メダルはまだ流通という荒波にさらされなかったおかげで状態のまだ良いものが散見されます。
この超大型のシルバーメダルもいつまで私のところにあるかわかりませんが、あるうちに眺めて楽しみたいと思っています。