サルバトーレメダル 18世紀、19世紀のもの
サルバトーレ、イエスキリストが右を向いている方が18世紀(1729年)のもの。
下の右を向いている方が、100年ほど後の19世紀のものです。
イエスがこういう顔立ちとして描かれたのは、ダヴィンチが最後の晩餐を描いたのが強く影響された、という説があります。
それ以前はよくわからないというのが実際のところです。
モナリザの下絵はこのイエスが描かれている、という説もあるようです。。
古いほうはH,フュッヒのデザイン、新しい方はコンラッド ランゲのデザインです。
その片面はウイーンの街の様子が描かれています。
どちらも街の上にワシが描かれていて、ハプスブルクの治世下であるということがわかります。
100年の時代の違いがありますが、古い方が大きな塔がたくさんあるように見えます。