1オンス銀貨、バーの価格が16,000円に近くなりました。




日銀が金利をあげたことで円安が進んでいます。
円安が進むと金銀の価格が上がってきます。
ネットで販売されているものを、ざっと並べてみます。
イギリス2024年ウナ$ライオン1オンスシルバーバー 16,133円、
アメリカシルバーイーグル2025年15,179円、
ウイーンフィルハーモニー銀貨15,440円、
カナダ2025年メープルリーフ銀貨15,913円、
イギリスクイーンズビースト1オンスバー、15,747円、
などが最も安いところの価格で、そのほかはそれよりも高くなっています。
15,000円以下では全く買うことができません。
思えば今年の1月にはまだ7,000円前後で買えました。
12ヶ月たった今では2倍以上になっています。
今年もあと10日ほどあり、16,000円では買えなくて18,000円になっているかもしれません。
1月に1オンスの銀貨を100枚/70万円で買っていれば、今では160万円になっているということですが、お札をお金と信じているうちは、なかなか銀を買うことはできなかったでしょう。透視家と言われるクリフ ハイさんは膨大なデータの集積によって先を読む人ですが来年中には銀は1オンス600ドル、と言っています。
600ドルは今の10倍の価格です。
彼の言っていることはほとんど現実になっています。
600ドルになると為替が今のままとして、1オンスのコインが16万円になります。
100枚/100オンスお持ちの方は1,600万円になります。
私どものお客様は数千オンスお持ちの方も多いので数億円の価値になるかもしれません。
600ドルになるということは、価格を決めていたCOMEXが受け渡し不履行などで破綻し、現物を持っているインド、中国、ロシア、ブリックス諸国、あるいは7億オンス持っているJPモルガンなどが現物による価格で取引する、ということです。
今まで価格を決めてきたCOMEXやロンドンが蚊帳の外に追いやられるということです。
年間わずか8億オンスしか生産できない銀を、中国のEV会社や、韓国のサムソン、テスラなどは年間2〜3億オンス必要とします。
その3社で年間生産量を使い切ってしまいます。
銀はそれ以上にデータセンターや精密機器の会社が必要としています。
誰が考えても全く足りっこない超希少金属です。

追伸
昨晩、これを書いたあと、銀価格は過去最高を更新し、1オンス67.45ドルに
達しました。
16,000円台の価格は17,000円台になると思われます。