サムソンが銀鉱山から直接買い付け/2年間の全生産量


サムソンがメキシコのドゥランゴにあるシルバー・ストーム・ マイニングのラ・パリージャ銀鉱山複合体の操業再開の資金として700万ドルを支払い、それと引き換えに2年間 の銀の全生産量を取得。
技術系企業がメキシコの銀鉱山の再開に全額出資している時点で、現物供給の大幅な逼迫の初期段階ではないとまだ考えているのか?という投稿がされていました。

サムソンは次世代の電池を発表していて、世界中の電池がそれに置き換わる、とも言われています。
銀は不当に半世紀以上安値におかれていましたが、ようやく底辺を抜けようとしています。銀の在庫は価格を決めているCOMEXよりも、JPモルガンがたくさん持っている状況に変わりました。
COMEXの引き渡し可能な数量は今年中になくなるかもしれない、という話も聞こえます。
サムソンはそれを見越して銀鉱山から直接買い取ろうとしています。
日本や世界の優良企業といえども銀が入手できなければ、倒産の事態に追い込まれます。
紙の契約がいくらあろうとも、引き渡しができなければ会社が潰れてしまうかもしれない、という事態をどれほどが理解しているのでしょうか?
紙の契約は現物の360倍存在しています。
360:1の椅子取りゲームなので先を争って入手するしかありません。
実際に先物価格の3ドルアップで現物が買われています。
一昨日66.8ドルを付けた銀が、すぐに70ドル、100ドル、その上に行くのは容易に想像がつきます。
金銀比率は年初の100:1から今は66:1に縮まりました。
数年前にアメリカ借金時計が言っていたのは10:1になろう、ということでした。
ひょっとしたらそうなっていくのかもしれません。
銀をお持ちの方は大富豪になる可能性がとても高いように思います。