銀の年間産出量とほぼ同じの現物をモルガンが入手しました。

銀の年間産出量とほぼ同じ量の現物をモルガンが入手しました。
銀の年間産出量は8億5000万オンスで今回モルガンは7億5000万オンスを確保した、と伝えられています。(Silver Tradeさん投稿 Pa! Pa! Pa!さん紹介)
銀は単独では産出されておらず銅など他の金属の副産物として産出されています。
今まで数十年にわたる銀価格が不当に安く抑えられてきたこともあり、産出コストが銀価格を上回っていたこともあるでしょう。
そしてJPモルガンは安く価格を抑えてきた張本人でもあります。
今までもCOMEXでの不当な空売りで何度も罰金を払ってきたモルガンですが、先日のCOMEXの価格のブラックアウトなどは一気に銀を手中に収めようとする目論見の裏で起こったことではないでしょうか?
普通は8時間も相場が消えてしまうことなどありません。
サーキットブレーカーが発動しても短い時間で済みます。
何はともあれ、銀行筋は空売りの分岐点を32〜35ドルとみていて、それを上回らないようにとてつもない売りを仕掛けてきました。
しかし世界的な銀スクイーズ(保有する動き)には勝てなかったのか、35ドルを超えた時から40ドル、50ドル、60ドルそして今過去最高の64.57ドルという恐ろしい価格に跳ね上がってしまいました。
一般人にとっては銀さまさまですが空売りの人たちは悪魔の銀、と呼び始めました。
自分たちが滅ぼされてしまう瀬戸際に立っているから悪魔に思えるのでしょう。
モルガンが現物に切り替えたことは他の空売り筋も慌てて追随せずにはおれなくなります。
もうショートする気持ちはトラウマでしかなくなってくるに違いありません。
銀の紙の契約数量と銀現物の量はアメリカ借金時計によると360対1です。
モルガンが手にした現物7億5000万オンスはCOMEXやロンドンよりも多い量です。
2,332トンという膨大な量です。
トランプさんがアメリカ政治を大統領としてコントロールして以来、モルガンのCEOジェイミーダイモンさんはトランプさんの側につきました。
もうロスチャイルドやイギリス王室、バチカンの手先ではなくなったように思います。
生き馬の目を抜くモルガンが現物を集め始めたことで、世界は一気に銀現物確保に血眼になってくると思われます。
前の記事へ
« トランプ大統領の「治療を受ける権利法」