アメリカ1855年/2001年ケロッグ リストライク大型50ドル金貨

アメリカ1855年/2001年ケロッグ リストライク大型50ドル金貨 のご紹介です。
ゴールドラッシュに沸く1840年代の西部アメリカでは発掘された金を東部の州に運ぶために船が使われました。
SSセントラルアメリカ号には30,000ポンドの金が積まれましたが、嵐にあって沈没しました。
SSとは蒸気機関車がSL/Steam LocomotiveというようにSteam Ship蒸気船です。
サンフランシスコ造幣所は急増する金貨の需要に応えるべく民間の鋳造業者を利用しました。
ケロッグはその一つです。
この大型の50ドル金貨はケロッグが1955年に鋳造したものですが、オリジナルではなく積んでいた金塊から新たに鋳造されたものの1枚です。
合計で5,000枚が作られました。
リバティ20ドル金貨とよく似ていますが、大きさ、重さが全く違っています。
金の含有量は2.419オンスもあり、20ドル金貨の3倍弱の金でできています。
2.419オンスは75.2gほどになります。
1g22,000円として165万円ほどの価値が既にあります。
自由の女神が左を向いていて、淵には13個の星が描かれています。
当時は13州のアメリカでした。
女神のヘアバンドにはKellogg&Co.というケロッグ社の名前が刻まれています。
このコインも金価格の上昇に伴って少しずつ上がっていまして、今回は198万円でのお渡しができます。
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