中国で銀の輸出規制が始まった


United States Antimony Corporation NYSE:UAMYさんの投稿です。

中国商務部は新たな輸出規制を確認した。
10月26日、商務部はタングステン、アンチモン、銀を2025年11月より中国の重点輸出監督目録に追加すると発表した。
これまでの自己申告制に代わり、輸出には割当審査と共同承認が必要となる。
これは、2027年まで輸出監視が強化されることを意味し、規制緩和を意味するものではない。
米国の情報筋は「一般許可」の議論を強調するかもしれないが、中国の公式な政策文書では、これらの重要鉱物に対する規制が継続されることが確認されている。
アンチモンに依存する市場にとって、これは北米のサプライチェーンと検証された国内生産能力の戦略的重要性を強調するものである。

この通達は輸出規制を強化するものであり、緩和するものではありません。
2025年10月下旬現在、タングステン、アンチモン、銀は(自由に輸出できるのではなく)政府の審査と承認を必要とする、より厳格な輸出監督下にあることを示しています。
つまり、「一般許可で規制が撤廃される」という噂に反して、この中国政府のリリースは、実際には2026年から2027年まで輸出規制が継続または拡大されることを確認しているのです。

とうことです。
銀がなければ文明が滅ぶ、と言っても言い過ぎではありませんし、無くなった瞬間に産業はなすすべがなくなり、私たちも破壊的な影響を受けます。
中国、インドがずっと銀を備蓄してきたのは銀によって世界をコントロールできるからに他なりません。
西側は銀の価格が高騰しては困ることを彼ら以上に知っていましたので数十年間にわたり価格を引き下げてきました。
価格を決めていたロンドンとアメリカの銀の現物がないことが広く知れ渡ってきて、ペーパー価格は近々あってないものになりそうです。
まだ50ドルを超えない操作がされていますが、手に入るうちに銀を買っておきましょう。