各国の造幣局の銀貨製造が止まりかけています
銀のことにとても詳しいぎんぎつねさんが投稿しています。上のyoutubeをご覧ください。
内容は以下です。
世界各国の造幣局(ミント)が、相次いで銀貨の製造を停止しています。
これは単なる一時的な休止ではなく、供給体制そのものが揺らぐ異例の事態です。
米国造幣局は新規鋳造を中断し、既存注文の処理に限定しています。
カナダ王立造幣局(Royal Canadian Mint)でも銀地金(未加工の銀)の出荷を制限し、在庫を大幅に縮小しました。10オンスや100オンスの銀バーは出荷停止となっています。
オーストラリアのパース造幣局(Perth Mint)は新規受注を制限し、英国のロイヤルミント(Royal Mint)も「ブリタニア銀貨」などの製造ラインを縮小しました。
ということですがイギリスロイヤルミント は25か国のコインをすべて作っており、大きな下請け会社のようなものです。
以前ロイヤルミント に行った時に聞きました。
オーストラリアやカナダは自前の造幣局を持っていますが、そのほかのイギリスアセンション/連邦国家は持っていません。
なのでマン島とかジブラルタル、STヘレナなどのコインはイギリスで作られ運ばれています。
先日のブログでも書きましたが精錬業者が金利のためにもうやーめた、ということが実際に起こっているならば造幣局には銀は回ってきませんし、在庫もすぐそこをついてしまいます。
ロンドンのLBMAも銀の袋の中に石ころが入っていた昔の銅不足事件の前科があります。
ロンドンだけでは対処しきれない大きな力が働いていて、銀の枯渇を急速に表に表しているような気がします。
おそらく銀の枯渇は急激に現れ、人々が気づいた時には入手不可になっているような気がします。
フィルさんやニックさん、私と私のお客様、そのほかの世界のシルバースクイーズを実践してきた決して多くない皆さん、数年前から所持してきて今やっと買い値の2倍弱になったところです。
しかしそのみなさんが目指してきたのは2倍ではなく100倍、200倍という価値の上昇のはずです。
2倍になっただけではなく、その時から少しづつ買うことによってすでにかなりの銀をお持ちになっているということが、これからの価格高騰によって大恩恵をうける状態にあるということに他なりません。
もうしばらくお待ちください。