祝!4000ドル突破


金は今日も値をあげ、初めての4,000ドルを超えました。4,039ドルの最高値をつけてそれをまた突き抜けようとしています。
4,039ドルと言ってもわかりにくいですが、1gあたりの価格は今日だけで2度上方修正があり、昨日よりは518円も高くなりました。
本当に信じられない、と言うか富の移転が行われています。
この移転は残念ながら金銀を持っている方のみへ福音をもたらしています。
紙の紙幣である日本円を持っている方からは、富を引き揚げています。
紙幣を信用している人の方が圧倒的に多いのですが、為替でも、物価でも日本円の価値はどんどん減っています。
物価が高くなっても買わなければ手に入りません。
金銀に変えておけば対処できるのに、です。

金は10月2日で1g/20,008円でした。
1週間たった今日、21,595円です。
1gあたり1,587円高くなりました。
100gのバーを持っていれば158,700円、500gでは793,500円、1kgのバーでは158万7千円高くなっています。
本当に信じられないことですが10月2日に金を買いさえしておけば、これだけの富が生まれているのです。
この動きはまだまだ続きます。

アーノルドさんと言う海外の方が、ローマ帝国時代(いわゆる「3世紀の危機」)までさかのぼると、金価格が当時の基軸通貨で2倍以上に上昇することはまれであり、ほとんどの場合、既存の通貨秩序や政治秩序に対する深い信頼の喪失の兆候である。
ローマ帝国の滅亡、スペインの世界権力からの衰退、フランス革命とテロ、ブレトンウッズの終焉などである。
興味深いことに、このようなエピソードの兆候であると同時に原因であることも多い。
というのも、金によって自らを守る富裕なエリート層へと、貧しい人々から実質的な富が事実上移転されるからである。
現在のエピソードの奇妙な側面は、このエピソードを取り巻く相対的な沈黙である。私たちは、金融史における重要な瞬間のひとつになるかもしれないものを目撃しているにもかかわらず、ほとんど議論されていない。
と言うふうに書いています。
今起こっていることは歴史上でも数回しかなく、それを察知してチャンスを掴んだ人が雪崩のように増えてくる富にあやかれる、と言うことだと思います。