ドイツレーゲンスブルク18世紀中頃6ダカット金貨都市景観
神聖ローマ帝国ヨーゼフ2世の頃に発行された6ダカット金貨です。
このレーゲンスブルクを描いた都市景観金貨は、とてもデザインがよく人気があります。
と言っても、入手機会が少なく、私も一度しか手元にきていません。
状態の良くないものが多く、なかなかこの写真のようなものは少ないです。
ヨーゼフ2世はマリアテレジアの長男で、妹にはマリーアントワネットがいます。
進歩的な考え方を持ち、様々な改革をしましたが、あまり実を結びませんでした。
ただ、その姿勢に打たれて、フランツ大公は、彼の名前をもらって
のちのフランツヨーゼフ1世として、ハプスブルク家を治めています。
王冠をいただいた双頭の鷲は黄金のフリースのチェーンをつけ、
ハプスブルクの紋章を抱えています。
またセプターを持ったワシがレーゲンスブルクの上空で見守っていて
その上にはエホバの神を意味する三角の太陽が照らしています。
今月のオークションに出ています。