金銀をいつ買うのか?


イラストは金が3500ドルの時、5000ドルの時、10000ドルの時に買おうと思う人の数を表しています。
価格が上がるにつれ、購入者の数も増えていますが、今の3倍になった時には数えきれない人が希望しています。
人間の心理を如実に表しているようです。

金の保有量は国によって違いますが、昨日判明したところでは各国の中央銀行が資産の40%を金で保有している、という驚くべきものでした。
保有を増やしていることはわかっていましたが、40%もの金をすでに持っていることは知られていませんでした。
裏を返せば自らがいくらでも印刷できる紙幣、というマヤカシものが終わりを迎えている、と言った気持ちの現れでしょう。

公式発表とは裏腹に実はそれの10倍も持っている中国とか、銀を最重要金属に位置付けたアメリカは他の国に対しても、同じように備蓄を進めているアドバイスではないかと思います。
金が3,700ドルですが私どものお客様と話していても、1,000ドル以下で買われた方も少なからずいらっしゃいます。
500gで200〜250万円という時は長く続きました。
それが今は980万円という価格になっています。
その方から見ると今の価格は恐ろしいほど上がって追加の購入に躊躇すると思うのですが、イラストではまだ初期の1人しか並んでいない状況です。

RV/リセットヴァリューが起こる可能性は、アメリカの37兆ドルに及ぶ負債の帳消しが行われるか?にもよります。
COMEXが受け渡し不能という状態で破綻すると、否応なしに金銀は大爆発を起こします。
その時には金はイラストのような10,000ドルを超えているでしょうが、窓口に並んでも誰も現物を受け取ることはできないのではないか?と思います。
金をいつ買うのか?の答えはイマスグであり、あるうちに買うことしかないのではないでしょうか?