金はついに3700ドルを突破しました。


金はついに3700ドルを突破しました。
半年前の3月20日頃に3000ドルをこえて、6ヶ月弱で700ドルの上昇を果たしました。
これで4000ドルが現実に近づいてきました。

銀も43ドルの大台までほんのわずかの位置に来ています。
特に銀の空売り筋である大手銀行には恐ろしいほどの損が発生して、マージンコールの嵐に遭遇しているでしょう。
まさか43ドルになるとは思ってもいなかったでしょうし、それを阻止する力があると思っていたでしょうから。

金は中国が公式発表の10倍買っているということもありますし、銀はロシアが秘密裏に大量に備蓄しているという話もあります。
金は経済に不可欠ですが、銀はそれ同様に文明全般に不可欠なものです。
銀が足りないとミサイルが発射できません。
今回のイラン:イスラエル戦争にはイランやイエメン/フーシ派のミサイルが常識外れの大打撃を与えました。
鉄壁と思われていたアイアンドームなどが簡単に破られてしまい、戦争の形を根本から変えてしまいました。
新鋭機F35も多数撃墜され、クラスターミサイルでテルアビブは破壊されています。
多くの軍艦もミサイルで沈められました。
空母+航空機という最強と思われた戦略もミサイルで砕けようとしているのではないでしょうか?
それらは全て銀が使われます。
銀が足りないと戦争が成り立ちません。
アメリカが最重要金属に指定したのはこういう事情があるのでしょうし、ロシアや中国も指を加えてみていることはあり得ません。
銀の争奪がすでに始まっています。
そうでなければこれほど急激に上昇しません。
金と銀のロケットのような価格上昇のハッチが開いたような気がいたします。