とても希少な5ギニーがオークションに出ていましたのでご紹介します。
イギリス1684年チャールズ2世の5ギニー金貨ですが、彼の肖像の下に
象とお城が描かれています。
イギリスやオランダは勅許会社（Chartered Company）と呼ばれる国王の許可をもらった
貿易会社をインドやアフリカに作り、奴隷の買い付けや様々な貿易を行って来ました。
イギリスはアジア貿易や植民地経営のために東インド会社を作りましたが、
アフリカに作ったのが王立アフリカ会社であります。
1672年から1698年まで27年の間に10万人以上の奴隷を北アメリカや、カリブ植民地へ
送りました。
現在はガーナの一部であるギニアの会社、アシャンティがイギリスのお気に入りの
会社でした。
そのロゴマークにこの象とお城、エレファント＆キャッスルが描かれていました。
チャールズ2世の1668年以降のアフリカ産の5ギニーにこのマークを見ることができます。
このエレファント＆キャッスル入りの5ギニーは特に希少で、より高値で取引されています。
この個体は裸ですが、3月初旬のイギリスオークションに出ています。