神聖ローマ帝国1686-96年2ターラー銀貨レオポルト1世NGC AU58


神聖ローマ帝国1686-96年2ターラー銀貨レオポルト1世NGC AU58です。
中世のコインでは私の一番のお気に入りのレオポルト1世です。
彼はハプスブルク家に生まれました。
当時の王家は他家から嫁をもらわない、ということが争いの原因を遠ざけることでしたので、身内での結婚が行われていました。
このハプスブルク家も近親での結婚がされていたため、身体的に特徴のあるものになりました。
最も特徴的なものはHOG MOUTHと呼ばれる猪の受け口の形の口元です。
彼の下顎は上顎よりずいぶん前方に出ており、近親結婚の一つの形と見られています。
彼だけでなくこの受け口の王様はたくさん肖像画残されています。
時代が下がってイギリスのヴィクトリアの時なども近親にちかい結婚が多く、その特徴の一つである、血友病に彼女自身も被患していました。
さて、この2ターラー銀貨は重さ56.8gもあります。
まさに2ターラーの堂々としたコインです。NGC AU58の鑑定がつけられています。
58万円でお渡しができます。