古代ギリシャ 紀元前405-400年頃 シシリー・シラクサ デカドラクマ銀貨 オークション
オークション日：2024年12月2-3日
開始価格：120,000スイスフラン
予想価格：150,000スイスフラン ディオニュイオス1世（紀元前406-367年）の時代のコイン。
キモンによる 405-400 年頃の署名入りデカドラクマ（10ドラクマ）です。
同じような種類のコインはいくつか残されていますが、このようにデザインが綺麗に読み取れるものはかなり希少です。
エヴァイネトス作。
表面：ニンフ アレトゥーサの左向き頭部です。
ペンダント付きイヤリングとビーズのネックレスを身に着けています。
髪は後ろでネットで束ねられ、額にはΚΙと刻まれたヘアバンドが巻かれています。
周囲には3頭のイルカがおり、4頭目は頭部の首の切り口と背中で接触しています。
裏面：フィールドには4頭のイルカが描かれています。
左に走る高速クアドリガ。
上部では、ニケが右から飛んで冠を授けています。
エクセルグのラインの下には、2 段にセットされた軍用ハーネス、盾と紋章付きヘルメットが展示されています。[AΘΛA]と刻印。
キモンとエヴァイネトスのデカドラクムの鋳造は、暴君ディオニュシオス（405-367）の治世の初めに導入され、 360年頃まで続けられたとされています。
この発行物としては珍しく、並外れた状態です。
シリーズの中でも最も優れたものの1つである見事な肖像画で、最も有名なシチリアの彫刻師の作品で、 優れた金属に高浮き彫りで刻まれています。
素晴らしい古いキャビネットの色調で、打ち過ぎの痕跡はほとんど見えず、それ以外は非常に良好です。
32 mm、43.16 g

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