安い時には買わないで高くなった時に買うという間違い
Silver Elephant miningさんの投稿のイラストですが、銀が30ドルの窓口にはだれも並んでいなくて、50ドルの窓口には長蛇の列ができています。
すべての投資がこのようなもので、どんどん価格があがってくると、人々は安心して乗り遅れまいとして参加します。
行き先はその後の暴落が待ち構えているのですが、それには気付きません。
ウォーレンバフェットがバンクオブアメリカの株をほとんど売り払った、ということです。
バフェットさんはこれからバンクオブアメリカに何が起こるか、知っているのだと思います。
それだけではなくてG7の国々の紙幣制度がどうなるかを、その取り巻きの人たち以上に恐れを抱いていると思います。
アップルの株なども大量に売られています。
株の大暴落が来る、と大金持ちたちはそこから逃げ出しているようです。
今までの暴落と今回が違うのは、金銀の担保のないいくらでも印刷できる紙幣制度が、終わりを迎える、という点だと思います。
リーマンショックの時はFRBが大量に印刷して、世界が助かったように見られていますが、そのつけはまだ支払われていません。
アメリカの国家債務が35兆ドルになって今まさに破綻の瀬戸際にいるだけです。
ロバートキヨサキさんは頂点で株を売って破綻した時に安く手に入れる、と言っていますが、今回ばかりはそれができるかどうか、私はできないと思います。
というのは今回は金銀担保なしの紙幣制度の破綻、という様相があるからです。
紙幣を持っていても破綻した時にその紙幣自体が価値がない、ということがわかればだれも相手にしません。
その時こそ古来からお金として扱われてきた金銀の再評価が起こります。
バンクオブアメリカは銀の価格操作の筆頭で、銀価格を低く抑えるために大量の空売りをそかけてきました。
1オンス30ドルを超えさせないことが彼らの目標でしたが、先日は32.5ドルまで上昇しました。
銀の年間の産出量は4億オンスですが、彼らは一晩で4億オンスの空売りを連日仕掛けています。
そんな大量の銀は彼らは持っているはずがなく、持っていないのに空売りする、というシステム自体が詐欺なのです。
銀価格が1ドル上がるごとに、彼らの損は膨大なものになります。
35ドルにでもなればほとんどの銀行は破産するのではないでしょうか?
銀は最も重要な金属なので価格が上がったら戦争ができません。
ネサラ/ゲサラは戦争をなくすことが第一義です。
銀は再び32.5ドルを目指して上昇中です。
これを抜ければ50ドルという価格が次の目標になります。
世界中の人が一人1オンス買うだけで、銀価格は暴騰します。
銀操作をしてきた連中は破産します。
銀は普通の人が持てる唯一のお金です。
どうぞ安いうちに銀を確保してください。