銀行の含み損のグラフ/ リーマン時と現在
アメリカFDIC(連邦預金保険公社)の資料で銀行が破綻した時にはFDICが救済するのですが、左の赤丸はリーマンショックの時のもの、右の赤丸は現在の大手銀行を含む含み損です。
もう一見して、含み損が大きすぎることがわかります。
今回の大破綻はリーマン時の100倍以上と言われるのがわかります。
リーマンの時も実は全部の銀行が潰れる予定だったらしいのですが、リーマンが人身御供になり、他は助かりました。
ウオーレンバフェット氏がバンクオブアメリカ株を10億ドル売ったと先日のブログに書きましたが、いやいや実はその10倍、100億ドルが全体では売られていたようです。
バフェットにつられて提灯をつけたということもあるでしょうが、銀行株が急速に萎んでいるようです。
リーマンの時も倒産ラッシュでしたが今回の破綻はドル破綻とでも言いましょうか、中央銀行の紙幣の破綻ということなので、今までの常識が全くひっくり返される、ということになりそうです。
日本円を持っている方も最後のチャンスと思って、金銀に変えられることをお勧めします。