イギリス 1821年 ジョージ4世 戴冠記念 ゴールドメダル PR62 NGC オークション 結果


イギリス 1821年 ジョージ4世 戴冠記念 ゴールドメダル PR62 NGC オークション 結果
オークション日:2024年8月15-17日
開始価格:5,000ドル
推定価格:10,000~15,000 ドル
落札価格:30,000ドル
ジョージ4世(1820-1830)の戴冠を記念して発行されたゴールドメダルです。
ベネデット・ピストルッチ作。
表面:「GEORGIUS III D G BRITANNIARUM REX F D」 月桂冠をかぶった左向き頭部。
裏面:「PROPRIO JAM JURE ANIMO PATERNO 」 玉座に座るジョージ6世は背後から勝利の女神に戴冠されている様子が描かれています。
左側には、イングランド、アイルランド、スコットランドを象徴する人物が立っており、燃える祭壇の上で宣誓しています。
エクセルグ「INAUGURATUS / DIE JULII XIX / ANNO MDCCCXXI」 発行枚数はわずか1,060枚。
ジョージ 4 世が英国王位に就いたことを記念したこのメダルは、最も希少かつ最も望ましい形式であり、 認証会社によってプルーフとして認められさらに望ましいものとなりました。
ジョージの桂冠胸像の高浮き彫り彫刻は、フィールドとモチーフのコントラストが強調されたプルーフ形式で特に目を引きます。
全体として、英国戴冠式の歴史の一部を金で所有したいコレクターにとって、このタイプの優れた例でしょう。
「狂気の老人」と呼ばれたジョージ3世の死後、新しい時代の幕開けとなったジョージ4世。
魅惑的な戴冠式メダルでで、とらえどころのないゴールドストライクです。
名彫刻家ベネデット・ピストルッチが人気から転落する理由となった、歴史的にも重要な位置づけをもつコインです。
非常に魅力的な作品ではありますが、ジョージは、国を象徴する寓意として扱われることを嫌ったそうです。
31.19gm。