金が過去最高値を突破する勢いで上昇しています。最高値の2,482ドルまであと6ドルに迫っています。日本円換算の金価格は円高のため最高ということにはなりませんが、世界の流れである金銀バックアップの通貨制度に変わっていく過程として、これからますます上昇することでしょう。一方の銀はマニュピレーション/価格操作の影響で28ドルと低迷しています。しかしこれもアメリカ現政権の崩壊によって、実在庫が嘘だった、ということがばれれば急上昇することになります。以前ロンドンでは銅の在庫が石ころだったという事実が発覚したことがあります。シカゴでも果たして数量通りの銀があるのかどうか、怪しさ満点です。

今金銀の価格比は1対88です。
この表によれば1850年以前には15倍より開いたことはありません。
古代ギリシャのフクロウ銀貨などの時は10倍程度です。
銀の採掘はコストがかかり単独では行われておらず、副産物での産出です。
サムスンの新しいバッテリーや太陽光パネル、軍事機器、産業機器などには銀以外では対処できず、膨大な銀の量が必要です。
近い将来1対88が1対50、1対25、1対10などになっていくのではないでしょうか？