金価格が足踏みしているジレンマ
金価格はドルによってペッグされていますので、今の急激な円高では上がっていきません。
下の数字をご覧ください
為替/金価格 | 2450 | 2500 | 2600 |
150 | 12998 | 13264 | 13794 |
145 | 12565 | 12822 | 13334 |
140 | 12132 | 12379 | 12875 |
135 | 11699 | 11937 | 12415 |
130 | 11265 | 11495 | 11955 |
120 | 10399 | 10611 | 11035 |
115 | 9965 | 10169 | 10576 |
110 | 9532 | 9727 | 10116 |
金価格はドルによってペッグされていますので、今の急激な円高では上がっていきません。
上の数字をご覧ください。ドルに縛られている以上、金がいくらあげても日本円では下がっていくばかりです。
これが今までの常識でしたが、今回以降はどうなるのでしょうか?
今起こっていることはGCR/グレートカレンシーリセットではないかと感じています。
驚愕の紙幣のやり直し、とでも直訳しましょうか、今までのアメリカドルやユーロ、ポンド、日本円の差が一旦ゼロになり、全く新しい価値の比較が行われるのではないか?ということです。
以前から言われていることは、全て1対1になるということです。
1ドル=1ユーロ=1ポンド=1円などです。
にわかには考えられませんが、自国の実物資産が計算の元になるのではないでしょうか?
GCRとは、今の中央銀行の信用で印刷したお札は廃止または紙屑になる、ということが大前提です。
過去150年以上銀行家はお札をすることで戦争を引き起こし、世界のほとんどの国を征服してきました。そのために数億人の人たちが亡くなったのです。
GESARAはもうそのような世界はいらない、人々が安心して生きれる世の中にしようとする法律です。すでにGESARAへの署名は世界206カ国が批准していますが、銀行家に操られた政府やメディアや下っ端が権益を守るために抗っているのです。
さて今回の株の暴落で日本株は89兆円の価値が吹き飛びました。
アメリカでもダウ他が大幅に下げ始めています。
同時に世界の為替も大幅に下げ始めています。
ドルも162円から147円まで10%急激に下げました。ユーロ、ポンドもしかりです。
今ドルとかポンドとかユーロとか言っているのは西側諸国だけです。
BRICSではドル自体の扱いを禁止しています。
世界経済の70%以上はドルを使わないで済む貿易になっています。
それらの国は金銀など実物資産に裏付けられた通貨のシステムに移行しています。
もしドルが100円、50円、ゼロになったとしても金銀価格の絶対的な価値は相対的に上がっていくと思います。
それぞれの国家はどれ程の金を持っているかが今後の実際の国力になると思いますので、世界のお札の価値が限りなくゼロに近づいていくときに、金銀しかヘッジするものがない、と思っておいた方が良いのではないでしょうか?
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