ハンガリー1648/2022年Sun&Moon10ダカットNGC MS68お客様分が入荷しました。
フェルディナント3世の時、1648年にハンガリー王国の銀と金の主要生産地であったバンスカ・スティアヴニツァ鉱山を記念して作られ、ハンガリー国立博物館が所蔵しています。
オリジナルのフェルディナント3世のものが実在していないために、オリジナルの金型を使って2022年にハンガリー国立博物館の主導によって30枚づつ鋳造されたということです。
10ダカットはこの太陽と月、そしてフェルディナント3世の肖像のものがあり、それぞれ30枚ずつリストライクされました。
ハンガリー国立博物館が自身で所有するためではないでしょうか？
博物館でおそらく5枚程度は持つと思われるので、市場に出るのは25枚程度、その中の1枚です。
堂々とした当時の10ダカットを再現しています。オリジナルの金型を使っているため、1648年当時もこれと全く同じであったことが伺えます。
これはお客様用に入荷しましたが、私も欲しくなりました。
今度ハンガリーに行ったときに見てきたいと思います。