リーマンショックを思い起こさせる今回の下げ

チャートはニュージーランドドル(日足)

為替と株の大変動が起こりかけていますが、2008年のリーマンショックの始まりが今の感じではなかったかあなと思い始めています。
当時私は別の仕事をしていて、仕事としてではなくニュージーランドドルFXの取引をしていました。
当時は利息がよく8%前後がついていましたので、レバレッジをかけてロングばかりやっていました。
今考えるとバカ丸出しですが、含み益が月に200万円以上増えていましたので、超楽観状態でした。ニュージーランドへもファーストクラスで行ったりしました。
それが終わりが来たのがリーマンショックの始まりでした。
為替が90円前後から数円単位で毎日下がっていきます。
追証をしながら耐えてきましたが、ある時点で損切りしました。それまでの利益は当然吹っ飛び、ややマイナスで終わったので、まだ傷は浅かったと思います。

今回の為替の下げや、株の下げ方はそれによく似た匂いがします。
いつか反転するだろうと思っても、ずるずる下げてしまう。
お尻がもぞもぞする感じです。
今回は株が42000円まで下がらずにあげたので、株を持っている人は安穏としていたかもしれません。ずっと上がる安心感の比率が大きく、下げて損をすることを考えたくない心理が働きます。
下げ止まりを期待し過ぎてしまいます。
昨日のブログでは日本株は42000円から38800円ということを書きましたが、今日はさらに下げて38000円(午前10時)です。
為替もドル/円は152円台に突入しました。
ユーロ/円は165円台、ポンド/円は197円台と為替も暴落気味です。
みなさん、気をつけましょう。
金銀は上値が重い程度で下げてはいません。