サーベル/剣の取手の宝飾 / ヴィクトリアアルバート博物館


国王や王子などのサーベルにも宝石が散りばめられています。
国王ともなれば富が一点に集中するので、その使い道が半端ではありません。
王冠や衣服、身の回りのもの全てに贅沢がこれでもかというほど屠られています。
サーベルは男性が持つものですが、女性である王妃はそれ以上に宝石の虜になったことでしょう。
ヴィクトリア博物館にもティアラやネックレスの展示コーナーがあり、それはそれは見事な贅を尽くしたものばかりです。
今はこういった博物館に行けばこれらを見ることができますが、一昔前はトップの人たちの密かな楽しみだったと思います。
一般大衆は見ることも叶わず、日々の糧に汲々としていたのとは、全く正反対の奢りが存在していました。