フランス1881年エンジェル100フラン金貨 PCGS MS65最高鑑定
フランスを代表する金貨の1つで通称、幸運のエンジェル100フラン金貨のご紹介です。
フランスの金貨と言えば、ナポレオン金貨を思い浮かべる方も多いかと思いますが、こちらのエンジェル金貨もナポレオン金貨と肩を並べる人気の高さです。
取引の価格は年々高額となっていますが、希少性も高く今後も価格の上昇が期待できると言えるでしょう。
表面:守護神(天使)が憲法を書いており、右には雄鶏が、左には記念碑が描かれています。
裏面:リースで囲んだ100 FRANCSと1882の文字が彫られています。
100FRANCSの周りには、フランス共和国の標語【LIBERTE EGALITE FRATERNITE (自由・平等・友愛)】が刻まれています。
エッジ刻印【DIEU PROTEGE LA FRANCE】
直径は35.6mm、重量は32.25g。
発行枚数22,000枚。
表面の雄鶏はフランスの国鳥でもあり第三共和国時代のシンボルでもあります。
死を恐れず勇ましく闘う雄鶏の誇り高き姿が、(古代ローマ)ガリア人兵士の強敵に屈しない勇敢な闘争心と似ていることから、ローマ人は闘う雄鶏のことをガリア(ゴロワ)と呼ぶようになりました。
発行枚数が多いように感じられますが、第一次世界大戦の影響で多くは溶解され、鑑定数を見ても分かるように状態の良い100フラン金貨はなかなかお目にかかれないのが現状です。
PCGSにおいて1881年銘のMS65が3枚のみで最高鑑定の評価を得ています。
298万円でのお取り寄せでございます。