ドイツニュルンベルク1706年ヨーゼフ1世ターラー銀貨 NGC MS63
表面:オリーブの枝を持った女神。女神の足元には鷲の紋章の盾。
裏面:王冠を被った双頭の鷲。
表面のデザインは、神聖ローマ帝国の勝利を象徴したデザインで、1698年レオポルト1世都市景観に描かれた女神の構図ととても似ています。
当時の神聖ローマ帝国皇帝は、ヨーゼフ1世(在位1705年〜1711年)でした。
早くから父レオポルト1世の後継者となるべく育てられたヨーゼフ1世はスペイン継承戦争や官僚制度の改革に務めますが、1711年に天然痘で死去します。
ヨーゼフ1世には後継者の男子がおらず、弟のカール6世がスペイン王位を断念し、神聖ローマ帝国皇帝として即位します。
ウィーン市第8区であるヨーゼフシュタットの名前はヨーゼフ1世に由来するそうです。
NGCによる総鑑定数は4枚のみ。
こちらはトップ2グレードにあたるMS63の評価を得ています。
188万円でのお取り寄せでございます。