金銀価格比は84:1から73:1になっていました。
2024年5月26日の金価格は13107円 銀価格は178.75円(どちらも1gあたり)です。
13107➗178.75=73.3となります。
ここ最近は84:1であった価格比が10%以上縮まって73:1に跳ね上がりました。
ということは銀の上昇率が大きいということです。
国内価格で見たら過去最高値が先日の180円でしたのでそれに再アタック中ということになります。
金銀比価は古代エジプトの時に2:1、日本の江戸時代に5;1、その時に海外では16:1、
それによって日本の金は流出してしまいましたが、アメリカのニクソンショック以降80:1という銀の安値期が続いています。
不換紙幣ドルによって安値になってしまっているわけですが、その印刷ドルも終焉を迎えようとしています。
RVによってこの金銀比価は昔の16:1を目指すのではないかと思います。というのも銀がなければ世の中は停止します。
金がなくてもなんとかなりますが、銀は工業生産の必要不可欠な金属です。
それを見越した人たちが昔のハント兄弟であり、ウオーレンバフェットです。
その時は政府に阻まれましたが、今回は政府自体が自作自演をやっている状態なので彼等の轍は踏まないでしょう。