古代ギリシャ アッティカBC440-404年フクロウ テトラドラクマ銀貨 NGC MS 5/5 4/5
表面:ライオンの皮の頭飾りをつけたヘラクレスの左頭像。
刻印【ΣYPA】
裏面:4分割された切頭正方形、中央の切頭円内に左向きのアレトゥーサの小さな頭部。
刻印【Σ-Y/P-A】
直径約11mm、重量約1.13gm。
ディオニュシオス1世(前406/5-367)は、現在のイタリア南部シチリア島にあった都市シュラクサイ(現在のシラクサ)を支配したギリシア王です。
古代の人々の間では残虐で猜疑心が強く執念深い、「最悪の暴君」のひとりとみなされていたそうです。
民主政治がうまく機能していたシラクサ(シュラクサイ)を独裁的に支配し、各地の都市国家を次々に征服した彼は常に自分の命が狙われる危険を感じ、誰も信じられない日々を送っていました。
NGCにより、MS5/5/、4/5の最高鑑定を得ています。
紀元前のものとは思えない程きらびやかで、細部まで丹念に描かれている1枚です。
かなり光沢のある明るいフランで、この端数発行貨幣の特に魅力的な例です。
228万円でのお取り寄せでございます。
リトライ金貨とは・・・。
リトラ金貨とも呼ばれる、この小さな古代金貨は60年の長期に渡りシュラクサイを統治した僭主ヒエロン2世によって発行されました。
次の記事へ
表立ってきたドル崩壊の足音 »