金価格が最高値を更新中1g 12,298円
金価格が最高値を更新中1g 12,298円になりました。グラフは三菱マテリアルの1年間を表しています。
グラフの左端が昨年4月で9300円ほどです。右端が現在なので上がり方のすざましさがわかります。
ただ私はこれはほんの端緒に過ぎない、という感覚を持っていて、近い将来にはこの数十倍、数百倍に跳ね上がるのではないかと思っています。
根拠は中央銀行が発行する紙のお金が無価値になること、それらでは何も買えなくなることです。
現にBRICS/ブリックスは金銀に裏打ちされた通貨制度になっていますし、石油をはじめとした穀物などはドルでもユーロでも円でも買えなくなりつつあります。
それらは70%以上がBRICSの国々で生産されるものだからです。
政府は国民に嘘をつきます。国民の幸せより自分たちの体制の保持や保身を考えます。
都合の悪いことはテレビや新聞では伝えないばかりか、嘘の方向に導くことを、ほぼ近来の政府、政権はやってきました。
これらは歴史を振り返れば100%確実です。
突然戦争になったり、突然預金封鎖になったり、突然ありえないことが起こってきたのです。
全て中央銀行という自分でお金を刷って人民をコントロールしてきたものたちがそういうことをしてきました。
紙のお札の歴史はまだ100年程度しかありません。
ドイツのハイパーインフレでも1兆マルクなどというお札ができ、それではパンも買えない、という歴史を私たちは知っています。
異次元の金融緩和などという言葉は耳あたりはいいのですが、なんのことはない円の価値をゼロに近づける愚策です。
その中央銀行が終わりに近づいています。
そのことが金銀などの実物資産を押し上げているのは疑うことができない事実でしょう。