イタリア サルディーニャ王国1825年カルロ・フェリーチェ80リレ金貨NGC MS62
表面:カルロ・フェリーチェの左頭像。
裏面:中央にサヴォイ家の紋章が刻まれたスペード型の盾の紋章、上に王冠。
直径約33mm、重量約25.8g。
カルロ・フェリーチェは、サルディーニャ王国の第6代国王です。
在位期間は1821年〜1831年の約10年間。
誕生以来、彼はジェネヴェーゼ公爵の称号で呼ばれていました。
サルデーニャ王 カルロ・フェリーチェは保守主義的な君主とされ、治世中はトリノ市民の自由主義運動を弾圧したことで知られています。
口を半開きにする癖があり、コインの肖像も口を少し開けた姿で表現されています。
カルロ・エマヌエーレ4世やヴィットーリオ・エマヌエーレ1世を兄に持ちます。
11人兄弟のうちの五男で、王位継承権にはほど遠かったカルロ・フェリーチェですが、カルロ・エマヌエーレ4世に子どもに恵まれず、ヴィットーリオ・エマヌエーレ1世の子どもは娘ばかりでした。
サリカ法により女子には王位継承権がないため、ヴィットーリオ・エマヌエーレ1世が退位すると、50歳を過ぎていたカルロ・フェリーチェが即位することとなりました。
NGCによりトップ2グレードにあたるMS62の評価を得ています。
トップにはMS63が1枚のみ存在します。
108万円でのお取り寄せでございます。
サルデーニャ王国とは・・・。
13世紀から19世紀にかけて存在したヨーロッパの国家。
領土は現在のイタリアとフランスにまたがり、サルデーニャ島、ピエモンテ、サヴォワとニース伯領を統治。
その存続期間の大半において、王国の本拠はサルデーニャ島ではなく大陸のピエモンテにあり、首都はトリノでした。