金銀とも大幅上昇 金は2041ドル 銀は25ドル


昨晩、11月28日の夜に金銀それぞれ1.4%ほどの価格上昇がありました。
為替がやや円高に向かっているので日本価格としてはあまり上昇しないと思いますが、それでも1gあたり100円以上は上がると思います。
金の最高地は今年5月につけた2080ドルなのであと少しに迫ってきました。
2080ドル近辺は過去3回あり、これを超えると一気に弾みがつくと思われます。
昨日のブログでハント兄弟の銀の買い占めについて書きましたが、今回は世界のほとんどの国が金の購入を増やしている、ということが根本的な違いであります。



US DEBT CLOCK/アメリカ借金時計にも各国の金の在庫が表されています。
アメリカの2億8000万オンスを筆頭にドイツ、イタリア。国際ファンド?、フランス、ロシアなどが8000万オンス以上、日本は3000万オンスです。
貴金属の生産量も2000年に比べてかなり増えています。
バーゼル3に伴って金の持ち分が足りない銀行は閉鎖になりました。
現在アメリカで数百の銀行支店が閉鎖されつつあります。
勢い金の価格はそれにつれて上がらざるを得ない状況になっているのですが、価格を抑える勢力がまだいます。
しかしそれも時間の問題で、そのたがが外れた瞬間に金銀は暴騰を始めるでしょう。
2041ドルがいかに低い価格なのかは時間がたてばわかる時が来るでしょうね。