古代ローマAD138-161年アントニヌス ピウス アウレウス金貨NGC XF
五大皇帝の一人であるアントニウス・ピウスの素晴らしい肖像が特徴であるアウレウス金貨のご紹介です。
アントニヌス・ピウス（慈悲深きアントニヌス）は、先帝であるハドリアヌスが元老院から恨まれていたにもかかわらず、神として祭るように説得したことを美談にしてそう呼ばれるようになりました。
五賢帝として数えられており、そのなかでも最も優秀であるという意見も多く、その根拠としてアントニヌスの治世下では大きな戦争と反乱が起こらなかったからです。
表面：アントニヌス ・ピウスの右頭像。
刻印【ANTONINVS AVG PIVS P P TR P COS III】
裏面：勝利の女神ヴィクトリーが両手でトロフィーを持った立像。
刻印【IMPERATOR II】
重量7.42 gm。
ローマミント。
アントニヌス・ピウスは、第15代ローマ皇帝で、ネルウァ＝アントニヌス朝の第4代皇帝として知られています。
初代皇帝アウグストゥスに次いで、最も長い２３年間ローマを統治し、またローマ史上最も尊敬された皇帝です。
子供のいなかったハドリアヌス帝に後継者に指名され、ハドリアヌスの死後、５１歳の時に皇帝に即位した。
ハドリアヌスとは反対に、アントニヌス・ピウスは統治期間中、ほぼ旅に出ることはせず、ローマで過ごしました。
また彼は大変な愛妻家として知られ、妻ファウスティナが140年に死去すると彼女を神格化し、ファウスティナ神殿の建設を開始しました。
この神殿は、ファウスティナ神殿のデナリウス銀貨としても世に知られることとなります。
NGCによりXFの評価を得ています。
158万円でのお取り寄せでございます。