イタリア サルディーニャ王国1827年カルロ・フェリーチェ80リレ金貨NGC MS61
表面:カルロ・フェリーチェの左頭像。
刻印【CAR. FELIX D. G. REX SAR. CYP. ET HIER.1827】
裏面:中央にサヴォイ家の紋章が刻まれたスペード型の盾の紋章、上に王冠。
刻印【DVX SAB. GENVAE ET MONTISF. PRINC. PED. &.L. 80】
直径約33mm、重量約25.8g、発行枚数38,473枚。
カルロ・フェリーチェは、サルディーニャ王国の第6代国王です。
在位期間は1821年〜1831年の約10年間。
カルロ・エマヌエーレ4世やヴィットーリオ・エマヌエーレ1世を兄に持ちます。
11人兄弟のうちの五男で、王位継承権にはほど遠かったカルロ・フェリーチェですが、カルロ・エマヌエーレ4世に子どもに恵まれず、ヴィットーリオ・エマヌエーレ1世の子どもは娘ばかりでした。
サリカ法により女子には王位継承権がないため、ヴィットーリオ・エマヌエーレ1世が退位すると、50歳を過ぎていたカルロ・フェリーチェが即位することとなりました。
NGCによる総鑑定数は37枚のみ。
トップはMS62+が1枚のみ、こちらはトップ2グレードにあたるMS61の評価を得ています。
78万円でのお取り寄せでございます。
サルデーニャ王国とは・・・。
13世紀から19世紀にかけて存在したヨーロッパの国家。
領土は現在のイタリアとフランスにまたがり、サルデーニャ島、ピエモンテ、サヴォワとニース伯領を統治。
その存続期間の大半において、王国の本拠はサルデーニャ島ではなく大陸のピエモンテにあり、首都はトリノでした。