フランス1640年ルイ13世2ルイドール金貨NGC MS61
表面:月桂冠を戴いたルイ13世の右頭像。
刻印【LVDO·XIII·D·G·FR·ET·NAV·REX·1640】
裏面:中央【A】を囲み、ダブル【L】と4本の槍の装飾、4方向に王冠。
刻印【CHRS··REGN··VINC··IMP】
裏面中央に刻印された【A】はパリミントを指します。
重量13.49g。
ルイ13世は父王アンリ4世が暗殺され、1610年に8歳でブルボン朝第2代の国王として即位しました。
ブルボン朝、絶対主義の初期の君主です。
1618年から始まる30年戦争でハプスブルク家と戦ったことで知られています。
在位は足掛け33年と長いですが、8歳で即位し41歳で亡くなっています。
人生の大半を国王として政務にあたっていたと考えられます。
即位した年の1610年に従来のエキュ金貨を取り止め、新しい貨幣単位に切り替えました。
貨幣改革により新しく発行された金貨がルイドールです。
ルイドール金貨はブルボン王朝ルイ13世からフランス革命が起こった年のルイ16世までの長期間に渡ってフランス全土の造幣局から発行された金貨で、そのバラエティーの豊富さからコレクターから絶大な人気を誇っています。
17世紀に発行されたコインですので、状態の良いものが稀です。
こちらの2ルイドールは、NGCによりMS61の評価を得ています。
498万円でのお取り寄せでございます。