イギリス1670年チャールズ2世5ギニー金貨NGC AU53
表面:月桂冠を戴いたチャールズ2世の右頭像。
刻印【CAROLVS.II DEI.GRATIA】
裏面:ライオン、剣、馬、王冠、ハープのモチーフ。
刻印【M AG BR FRA ET HIB REX 1670】
5ギニーは、イギリスで1600年代から1700代にかけて鋳造された大型の金貨(重量は約40グラム)で、当時の最高額面のコインです。
近年、価格が大幅に上昇しており国内外の市場においても5ギニーだけでなく2ギニーも見かけることが少なくなってまいりました。
またチャールズ2世の5ギニーはイギリス国内でも人気があるため、なかなか手放さない方が多いのも市場になかなか出回らない原因の1つかもしれません。
NGCによりAU53の評価を得ています。
980万円でのお取り寄せでございます。
ギニー金貨とは・・・
チャールズ2世の統治時代1663年から発行されたイギリスの通貨です。
アフリカのギニアで産出した金で造った金貨のためこの名前がついたことはとても有名です。
ギニー金貨はチャールズ2世時代から、1817年に貨幣法のもとソブリン金貨に変わるまで発行されました。
チャールズ2世のギニー金貨の表面は右向きの肖像で裏面は紋章を描いた4つの盾と王冠になります。
チャールズ2世のギニーはヤングとオールドタイプがあり、象、象と城、無がそれぞれにありました。
中でも5ギニー金貨は当時一番高い額面の金貨で重さは約40gもあるコインでした。
今日のアンティークコインオークションでも中々お目にかかることのない希少金貨の一つです。