ドイツ ミュンスター1661年6ダカット金貨NGC MS63+
表面:聖パウル大聖堂とミュンスターの景観。
雲の上には刀を持つ聖パウロ大司教が描かれています。
刻印【à Rmo CELsmo DD CHRISTOPH BERN EPo ET PRINCIPE MONAST Ao MDCLXI】
【S PAVL – PATRON】コイン上部
【MONAST WESTPH/ AD OBED REDVC/ TVM】コイン下部
裏面:5つの冠を載せた6種の紋章。(Stromberg,Münster,Borkelo)、中央にミュンスター司教領Christoph Bernhard von Galen(1650-1678)の家紋
【PROTECTOR MEVS ET IN IPSO SPERAVI QVI SVBDIT POPVLVM MEVM SVB ME Psal 143】
重量20.79gm、発行枚数不明。
こちらのコインは、1661年にドイツのミュンスター都市にて発行された、非常に希少な6ダカット金貨になります。ミュンスターはドイツの北西部に位置しており、カトリックの司教座都市でもある歴史ある地域です。表面には、聖パウロ司教領の都市景観が精巧に描かれ、天上には聖パウロ司教の胸像が描かれております。ミュンスターは都市景観を描いた銀貨を各種発行していますが、金貨となるとこちらのコイン以外はほとんどなく、希少さが際立つ逸品です。サイズ感も大きく、6ダカット金貨なので存在感もある一枚です。
大型都市景観金貨は、殆ど市場に出ることがなく、希少な1枚と言えます。
NGCにおいても7枚のみ鑑定されており、こちらはトップグレードのMS63+という評価を得ています。
3480万円でのお取り寄せでございます。