銀の現物在庫が急激に減っているようです。
このところ国内の銀を扱っている業者の在庫切れなどで、思うように買えないといった声をお聞きします。ネットではそれが顕著で紙幣から金銀などの現物に裏打ちされる時期が近いのではないか、と思う人が増えたのでしょう。実際にテレビでは言いませんが、BRICSは最初のブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの5カ国から今では120カ国が参加するほど大きくなりました。これらの国はアメリカドルでは決済せずに元やルーブルなどで取引され、その規模は世界貿易の半分を優に超えているようです。GESARAはすでにこれらの国で実施されていると言われ、中央銀行の信用で乱発された紙のお金ではなく、金銀の現物に裏打ちされた通貨で行われています。それゆえ金銀の現物は価格が上昇すると思われるのですが、足元のそれらの価格は低迷し、安値を切り下げている状態です。為替が全て円安に触れているため日本では金銀価格が止まったままで安く買うことができません。
グラフはAPMEXの銀1kgバーの在庫を記したものです。在庫が急激に減っていて5分の1ほどしかありません。これはロンドンやシカゴCOMEXなども同じ状況のようです。過去の株価の暴落のグラフから学べるものはいったん逆向きの流れが始まると、一気に奈落の底に落ちてしまう、清水の舞台から真っ逆さまに落ちる、というようなことが起こります。2年ほど前からお伝えしてきた金銀本位制という話が近く現実に現れる気がしてなりません。どうぞ、そなえをお考えくださいませ。