オークション日：2022年6月28〜30日
開始価格：35,000ドル 予想価格：75,000ドル以上
チャールズ2世（1660-1685）の時代の5ギニー金貨です。
表面：月桂冠をかぶった王の立派な右向きの胸像。周りに「CAROLVS II DEI GRATIA」の刻印。
裏面：イングランド、スコットランド、フランス、アイルランドの紋章が描かれた4つの王冠付き十字型の盾。
間には4つのセプトル、中央には4つの連結されたCが描かれています。
周りには「MAG BR FRA ET HIB REX」と作成年が刻まれています。
このミントステートの5ギニー、本来の品質よりもアンダーグレーディングであるようにも感じます。
鋭く打たれたミントの輝きに、豊かな黄金色のトーン。反射するフィールドは、視覚的に見事で大変目を引く作品です。
NGCで鑑定されている中で最高ランク。
5ギニーは、チャールズ2世の治世初期の1668年に初めて鋳造された「ミルドコイン」の新しい額面です。
1663年、古来の手打ち方式がついに機械に取って代わられ、ジョンとジョセフのロエティエティエ兄弟が金型を刻みました。 5ギニーは当初5ポンドと評価され、それから何年か後、5ポンド5シリングに価値が引き上げられました。 チャールズ2世の治世には、貨幣学上の「初物/firsts」が数多く登場しました。 5ギニー、2ギニー、1ギニー、半ギニーコインが導入され、1672年には初めてリーガル銅貨が発行され、 マウンディマネー（英国の政府により礼拝時に配給された銀貨）が一般流通のために初めて製造されました。
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