オークション日：2022年6月3〜4日
開始価格：65,000ユーロ
表面：ハンブルク市の紋章が4本の柱で吊り下げられ、「CONSULES」と刻まれた台座の上に掲げてあります。
柱には市長のモノグラムが描かれた盾が置かれています。
背景は雲に浮かぶ三位一体で覆われた街並み 下部に「I. S. I.」とあり、これは市の銀行長であるヨハン・シュルツのイニシャルです。
「IN　PACEM　PATRIE　SUPEROS　IMITANTVR　AMORES」と刻印。
裏面：祭壇を囲んで、知恵と豊かさの象徴が向かい合っています。
上部には、神の目が雲に覆われています。 雲から現れた手から自由の帽子を受け取る図が描かれています。
右下に署名「IR」。
「NUMINE　SIT　PRVDENS　LIBERTAS　PACEQVE　FELIX」と刻印。 現存するもので、最も美しく、一番高いグレードがついています。 確認できる傷痕は最小限。 光沢のあるフィールドに、ややマットなレリーフが施されたストライクで、 レリーフをすべて浮き上がらせた素晴らしい品質です。
ポルトガレーザーは金貨10ドゥカットに相当し、ドイツで広く流通していたポルトガルの大きなクルツァードを起源としています。
ハンザ同盟の都市国家間で特に金銭の授受を可能にするため、 ハンブルグのような硬貨の鋳造を保留する国家や銀行は、メダルをモデルにこれらのポルトガレーザーを発行しました。
重さは非常に正確です。 J.レテケ作 、34,78 g – 50,4 mm – 12 h。