売約済 イギリス1838年ヴィクトリア戴冠銀メダルPCGS SP64

「セントジョージの竜退治」のデザイナーとして名を馳せた、ベネディット・ピストルッチ氏によって手掛けられた銀メダルのご紹介です。

ウエストミンスター寺院にてヴィクトリア女王の戴冠式を行った際の記念の銀メダルです。

ロイヤルミントの公式戴冠記念メダルはプラチナ、金、銀、青銅の4種のメダルが発行されています。

表面:ヴィクトリア女王の左頭像。

まだ少し幼さが残りつつも、凛とした表情のヤングヴィクトリアが描かれています。

裏面:ブリタニア、ヒベルニア、スコッティアを従え、王冠を授けられています。

足下にはイギリス王室の象徴、守り神でもあるライオンが描かれており、ウェストミンスター寺院で行われた戴冠式のイメージが描かれています。

重量31.17g、発行は1172枚。

銀メダルは、戴冠式の行列の最前列に並んでいた役人(裁判官、政治家、将校など)に向かって投げられたため、実際には金メダルよりも稀少で、高評価のものを見つけるのはとても困難です。

戴冠式のメダル配布の際には、「リボンをつけた軍人やロンドン市の市会議員が一緒に寝そべって小学生のようにレスリングをしていた」とモーニング・ポスト紙は報じています・。

そのような中でこちらはPCGSによってSP64の高評価をつけられています。

メダルならではの立体感、陰影をぜひお楽しみ下さい。

売約済。ありがとうございました。