今回はゴシッククラウンの種類についてお話したいと思います。
全部で６種類のゴシッククラウンが存在していると言われています。

① 1847年Undecimoエッジ　
     最も一般的なバリエーション。市場に出ている９割くらいはこのタイプと言われています。
② 1847年Plainエッジ　
     残り１割くらいはこのパターン。気長に待てば手に入るレベルと言われています。
③1847年Septimoエッジ
    Highest Rarity（最も希少）
④1853年 Septimoエッジ
    超レアです。
    1853年には数十枚しか追加で鋳造されていないと言われています。
⑤1853年 plainエッジ
   こちらも幻です。出会ったら即買いしていただきたいコインです。
その他にも
■1847 Proof in gold plain edge (大英博物館に所蔵されています。)
■1847 Proof in white metal plain edge
なるものが存在します。
どちらもHighest Rarityなのでほぼお目にかかることはないと思います。
また、さらにさらに幻といえるのが【試鋳貨】と言われる、試作品です。
⑥1846年 試鋳貨タイプ
アメリカ大手オークションハウスのHeritage Auctionで過去20年間の内、1回だけ出品されています。
（2018年の1月に50,400ドルで落札、20%の手数料込み）
1847年のUndecimoエッジ、Plainエッジは比較的短期間で購入できると思いますが、そこから先は気長に待つしかなさそうです。