イタリア1864年100リレ金貨NGC MS62
サルディーニャ王国の最後の国王にしてイタリア王国の初代国王となったヴィットリオ エマヌエーレ2世の100リレ金貨です。
中世以降のイタリアはドイツのように小国の集まりでありましたが、イタリアの統一と封建制の打倒を目指しイタリア独立戦争後、1861年にイタリア王国となりました。
エマヌエーレ2世はイタリア統一の象徴としてヴェルディと呼ばれています。
ヴェルディはサッカーでもおなじみで元々は彼の名前からヴィットリオ エマヌエーレ ディタリアの頭文字を取ったものです。
さて、このコインは579枚というわずかな製造しかされておらず、勢い状態の良いものが他のイタリアコインと同じようにありません。
1864年が579枚、1872年が661枚、1878年が294枚と全て合わせても1,534枚のみの金貨です。
まだ出来たてのような艶や光る金の輝きが残されていてNGC MS62というグレードがつけられています。
落札予想は20,000ドルとなっています。