イギリス1826年ジョージ4世5ポンドプルーフ2017年オークション結果
約2年前に行われたオークションのジョージ4世プルーフですが
落札価格は20万ユーロでした。
当時のユーロのレートは132円近辺でしたので、日本価格がいくらだったかと言いますと
200,000×1.2x133x1.08=34,473,600円 (132円は中値ですので1円以上高くなります。)
このジョージ4世は状態がかなり良く、64あたりの鑑定はついたかと思います。
日本に入ってくるネット価格が3,447万円でしたので実売価格はこれより高くならざるを得ません。
先日紹介しましたジョージ4世のPR63CAMは1,166万円でしたので、2年前が一つのピークをつけた時期であったのではないかなと思っています。
最近、アンティークコインの動きがとても鈍い感じがしておりまして、オークションなどでもUNSOLD 落札なしのものが目立ってきています。
そのもう一つの証拠は、フロアオークション自体が激減していることです。
フロアオークションを開催するにはカタログの印刷や会場の手配、費用がかなりかかりますのでそれをペイできないかもしれないと思うと、開催しないという選択が出てきてそう思うハウスが多くなってきていると感じます。
と、書きますとお先真っ暗という感じがしないでもありませんが、目線を変えると真逆かもしれません。
素晴らしいコインたちのバーゲンセールが始まったなと思っています。
先日、アン女王の5ギニーMS61 1,470万円や
ウイリアム&メアリの5ギニーMS61 1,260万円を仲介でご紹介しましたが、それらも2年前ではあり得ない価格です。
お手持ちのコインで相場が下がっているものもあろうと思いますが、安い時に買うというのは投資の鉄則であります。
今からがそのチャンスです。