米国が採掘を縮小する中、中国の金保有量は倍増 ― ボブ・クォーターメイン氏

Kitco NEWS 7月10日 マシュマロツインズさんリポスト
ボブ・クォーターメイン氏は、世界的な規模の金鉱床の発見が困難になっており、その不足を補うためには金価格の上昇が必要になると指摘しています。「ルール・シンポジウム2026(Rule Symposium 2026)」の会場でKitco Newsの取材に応じたDakota Gold Corp(ダコタ・ゴールド・コープ)のCEOであり、新たに「カナダ勲章(Order of Canada)」を授与された同氏は、未発見の鉱床はより深い場所にあり、品位も低く、発見にかかるコストも大幅に増大していると述べました。
「地下深くに眠る『エレファント(超大型鉱床)』は希少であり、その発見には数億ドルもの費用がかかります」と彼は語り、「現在と同等の生産量を維持していくには、金価格がより高い水準になる必要があります」と説明しました。
クォーターメイン氏は、最近の金価格の調整局面を「強気相場における一服」と表現し、中央銀行による需要こそが、投機的な動きが主導した2011年の相場とは異なる構造的な変化をもたらしていると指摘しました。
同氏は、金が準備資産として米国債を上回る存在になったことや、中国の保有量が3,300万オンスから7,500万オンス超へと増加したことに言及。
さらに、ホームステーク(Homestake)鉱山の閉鎖以降、米国の金生産量が年間1,000万オンス超から400万~500万オンスへと減少した理由についても解説しました。
