COMEX銀の逼迫:2026年3月がシステムを破壊する可能性


Markさん投稿  ハッピーインベストメントさん翻訳 https://x.com/Happy_Investor7/status/2019931181085843826


COMEXのデータによると、2月27日から始まる3月限の受渡期間は、現物銀の流出が加速しており、利用可能な銀の量を圧倒する状況に直面している。
数字が示しているのは、紙の取引中心だった市場が、現物銀の奪い合いへと移行している姿であり、その計算結果は急速に深刻さを増している。

■2025年の受渡急増 2025年のCOMEX銀の受渡総量は4億7,440万オンスに達し、2024年の2億270万オンスの2倍以上となった。
すべての月で前年同月を上回る受渡が発生した。
これは一時的な異常ではない。
市場参加者がロールオーバーを放棄し、現物の受け取りを要求している動きが明確に表れている。

■2026年1月:警告の一撃 通常は静かな1月に、4,940万オンスもの銀が受け渡された。
過去の水準を大きく上回る数字である。
参加者は、後で現物を受け取れなくなる事態を見越し、3月を前倒しで動いている。
本来は小規模な月が重要な月へ変貌したこと自体が、システム内部の強い不安を示している。

■2026年2月:決定的な証拠 2月の最初の数日間だけで、すでに約1,900万オンスが受け渡された。
これは前年2月全体とほぼ同水準である。
未決済建玉のほぼ100%が受渡を選択した。
通常の5〜20%という水準を大きく逸脱している。
この市場は先物市場としての性格を失い、現物の奪取競争へと変質している。

■2026年3月:本命が迫る
現在の未決済建玉は約4億2,900万オンスに達しており、さらに多いとする報告も存在する。
仮に25%が受渡を要求すれば、1億オンス以上が必要となる。
50%で2億1,400万オンス、70%で最大3億オンスに達する。
前年の3月ですら、すでに8,000万オンスの受渡で限界に近い状態だった。

■在庫の崩壊
受渡可能な登録在庫(Registered Silver)は、2025年10月の1億6,700万オンスから現在は約1億300万オンスへ減少した。
数か月で38%減少し、直近では1日あたり約78万5,000オンスのペースで流出している。
3月開始時点では約8,500万オンスまで低下する見込みで、想定される需要に大きく届かない。
適格在庫(Eligible Silver)は存在するが、現在の価格では所有者が登録在庫へ転換せず、より高い価格を待って保有している。

■計算が合わない
前年3月と同じ8,000万オンスの受渡をこなした場合でも、5月限で増加している建玉に回せる余力はほとんど残らない。
この流出が続けば、5月、7月、9月といった後続限月も同様の逼迫に直面する。
供給不足は、現金決済の強制、不可抗力条項の発動、あるいは紙価格への信認崩壊を引き起こす可能性がある。

■結論 2月末から3月にかけて、危機が発生する可能性は極めて高い。
止まらない現物需要がCOMEXの保管庫をシステムの処理能力を超える速度で空にしており、
銀市場にとって歴史的な清算局面を招く可能性がある。
銀の紙の帝国は崩れ始めている。
激動の展開が目前に迫っている