アメリカ1855/2001年ケロッグ50ドル金貨 SSセントラルアメリカ号が入荷しました。

お客様分のアメリカ1855/2001年ケロッグ50ドル金貨 SSセントラルアメリカ号が入荷しました。
この金貨はアメリカのゴールドラッシュの時にケロッグ社が急遽コイン製造に携わった時に発行された50ドル金貨のレプリカです。
当時は10ドル金貨や20ドル金貨が不足していて、50ドルという大きな額面のものが政府の委託によって発行されました。
サンフランシスコからニューヨークへ運ぶのに20ドル金貨では枚数が多すぎて50ドルにして枚数を減らして運びやすいようにしたのかもしれません。
ですのでこのコインも2.41オンスの金で作られています。
運ぶのには陸路ではなく海路を使いました。
陸路では強盗に100%遭うからに他なりません。
その頃は船は蒸気船でした。
S,Sとあるのはsteam ship/蒸気船のことです。
この金貨を運んだ蒸気船セントラル、アメリカ号は到着前に嵐に遭い、沈没してしまいました。
多くの金銀が海中に沈んでしまったのです。
これらの金塊、金貨は1857年8月にサンフランシスコで蒸気船ソノーラ号に積み込まれました。
そしてパナマに到着、陸路で大西洋側に出てセントラルアメリカ号に積み替えられています。
当時はサンフランシスコ側の太平洋からカリブ海、大西洋を結ぶパナマ運河は存在していませんでした。
それはこの50年後の1914年の開通を待たねばなりませんでした。
金塊を積み込んだセントラルアメリカ号は哀れ、ニューヨーク到着直前のの9月12日に嵐にあって沈没しました。
その軌跡が同梱の地図に描かれています。
その後この船は引き上げられて多くが回収されています。
それに積まれていた20ドル金貨は私どもで入手可能です。
ただ50ドル金貨は数億円と言われる価値があり、一般には回りません。
この50ドル金貨・ラウンドはサンフランシスコ歴史協会が当時の金型を使って作ったレプリカです。
金2.41オンスの大型コインです。
デザインはリバティ20ドルと同じですがPCGSのケースにギリギリ納められていて見栄えが素晴らしいです。
コインと共にサンフランシスコ歴史協会の説明書、地図の入った美しい元箱のまま昨日納品させていただきました。
