金は3,896ドルの最高値をつけました。銀も48ドルを突破しました.


金は3,896ドルの最高値をつけました。銀も48ドルを突破しました。
しかしその直後に大きな下げに見舞われました。
金は3,896ドルから3,819ドルまで、銀は48.05ドルから45.91ドルまで一気に下げました。
今朝は半分以上戻しています。

金銀どちらも最高値を更新しまして、今後は最高値付近の値固めがあり、来週はさらに高値を目指すと思われます。

最近金をお持ちの方からのご質問をよく受けます。
売った時の税金の相談です。
私は税理士ではないのでお答えできませんが、ハイパーインフレ時の出来事をお話しします。
ドイツでは1945年以降戦後補償の資金増刷によりハイパーインフレが起こりました。
1兆倍のインフレと言われています。
帝政ロシアでも600億倍のインフレが起こりました。
ドイツでの1個のパンを買うためにリヤカーで札束を子供が運んでいる写真などがその様子を表しています。
ロシアでは金50オンスほどで広大なお城を買った、という話があります。
ハンガリーでも1946年に起こり、18世紀のフランス革命後、アメリカでは南北戦争後に起こっています。
ハイパーインフレは金本位制のもとではおこりませんが、戦争などによって金本位制が廃止され、紙幣の増刷が可能になってから起こるものです。
今が全くその状態で、アメリカは37兆ドルという絶対に返せない負債を抱えています。
アメリカの紙幣、国債が終わるのではないか?という疑心暗鬼の気持ちが人々を金銀に向かわせています。
紙幣を発行できる世界の中央銀行でさえも金銀の備蓄に躍起になっています。
中国のように秘密裏に買っている国もあります。
金を持っているものがルールを作る、とトランプさんが行っています。
ハイパーインフレの起こった国のお札はいまは価値はありません。
少し前から金銀に投資していた方たちは大きな含み益が発生しています。
売れば税金の対象になります。
いっそ、先人のように金銀でお城や大きな不動産が買えるまで持っていたらいいのではないでしょうか?
,その時にまだ税務署があるとするなら、大きな減価償却資産にもなりえますしね。