日本やヨーロッパの資産はアメリカのものだ 。by ベッセント財務長官
Silve hand さん翻訳
https://x.com/Silver47samurai/status/1955665814063120407
これは、誇張抜きで言って、米国財務長官がこれまでに発言した中で最も驚くべきことの一つだ。これは米国の「同盟国」の国民、特にまずヨーロッパ人に対して、必ず見るべきだ。
ベッセント氏が言っているのは、米国が今後、米国の同盟国の富をアメリカの「政府系ファンド(sovereign wealth fund)」として扱い(彼自身の言葉)、それらの資金の使い道を米国大統領の裁量で「指示」し、アメリカ国内の工場建設や産業回帰(リショアリング)のために利用する、ということだ。
フォックスニュースの司会者ですら信じられない様子で、これを「海外からの収奪(offshore appropriation)」と呼んだ。
別の言葉で言えば「盗み」だ。まさにそれが本質だ。
あからさまで、ためらいのない植民地的略奪だ。
ここで見えてくるパターンはこうだ——ますます強くなっているグローバル・サウスから富を奪ったり、戦争で勝つことができなくなった米国は、今度は内向きに転じ、自らの「同盟国」を食い物にし始めたのだ。
同盟国は、軍事的な「保護」を搾取者に依存しているがゆえに抵抗できず、まさに19世紀の植民地が宗主国に対して無防備であったのと同じように、アメリカによる富の収奪に無力だ。
これは私が最新の記事「ヨーロッパの植民地的瞬間(Europe’s colonial moment)」で書いたこととまったく同じだ。
日本の対米投資約80兆円(5500億ドル)について。トランプ大統領「我々が好きなように投資できる資金だ!」