トランプさんはなぜ金のインゴットに39%の関税をかけたか?
アメリカはスイスからの金のインゴット1kg以上に39%の関税をかけると言い出しました。
もう皆さん大慌ての状態です。
スイスは出荷を取りやめたり自粛するでしょう。
アメリカの価格とヨーロッパの価格には39%の違いが出てくるでしょう。
金の専門家がいろんなことを言っていますが、おおよそは金価格の 乖離とスイスの力が削がれるだろうということです。
スイスに行けば分かりますが、アルプスを抜けるトンネルではバスは列車に乗せられて移動させられます。
永世中立国と言えば聞こえはいいし、戦争をしない国なんだと勝手に思いがちですが、実際は全く違う一面も持っているようです。
ディープステートの本拠地とも言われますし、CIAの本部があるとも言われています。
ここから世界を牛耳っている可能性もあります。
金価格、銀価格は長い間DSの価格決定のもとにありました。
トランプさんたちはその手から価格決定権を取り戻そうとしているのではないか?ということを思っています。
金の現物をDSからこちら側へ一気に写そうとしているのではないでしょうか?
金はアメリカが世界一保有しています。2億8692万オンス/8,923kgという数字です。
ロシア、中国、インドのBRICSの3国で1億8728万オンス/5,824kg,アメリカと合わせて14,747kg/14.7トンの保有高です。
それ以外の西側諸国が39679万オンス/12.3トン保有しています。
この割合を価格差によってアメリカ/BRICSに引き寄せ、西側から奪って価格決定権を我がものにし、そのご金価格の価値の大変換を目指しているのではなかろうか?と思ったりします。
相手より大量の現物を自分の陣営で確保していないと、絵にかいたもちになります。
関税による金価格の高騰は瞬く間に世界中に広がり、西側の金が安く放置されていれば争ってそれを入手します。
高い価格に流れてしまうことは明らかでしょう。
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